【イ・サン76話】ついに決着…老論派壊滅と大妃の涙が重すぎる
最終回まで残り2話――
老論派との決着よりも、大妃の最後のほうがきつい回。
あの涙はさすがに引きずる。
・・・・・・・第76話:決戦の時・・・・・・・・・・
朝鮮王朝の軍事訓練は昼に行う訓練と夜に行う訓練とがあった。
電気のある今と違って、当時の夜は真っ暗になるので、
そうした中での有事にも対処できるようにすることが目的。
訓練の最後にはすべての灯りを消す「灯火管制」が行われる。
老論派が狙っていたのはこのタイミングだ。
😇灯火管制(とうかかんせい)
夜間に灯りを消して敵に位置を悟らせないためのもの
.💐殺気を感じ取り身構えたサンも素敵だが、
真っ暗闇の中でみごとな立ち回りをしたテスのカッコよさは格別!
暗闇であの動きはさすがに痺れる。
サンの肝いりで創設された壮勇営は、敵と内通していた五軍営をついに制圧し、
チェ・ソクチュら老論派重臣たちを一網打尽にした。
サンの長きに渡る戦いがついに終わった瞬間だ。
いよいよ貞純大妃逮捕の時がやってきた。
しかし、テスでさえ貞純の迫力には適わない。
貞純はサンに慈悲を請うが、いくらサンでも今回ばかりは聞き入れず
大妃は連行される。
😇 実行犯のチェ・ソクチュらが大妃の関与を証言すれば
一件落着となる。彼らは老論派を根絶やしにしないために、
すべての罪を自分たちがかぶり、大妃の無実を訴えることを
事前に取り決めていたのだ。
サンが大妃に、部下を見殺しにして自分だけが生き延びるのか?
となじる場面がある。その辛さを一番感じていたのは大妃本人だったのだ。
(一人むせび泣く貞純の姿には、敵とは言え胸に迫るものがある。
ここは正直かなりキツい…。)
結局、サンは彼女に生きながら死より辛い生活を送らせることにする。
この判断がとにかく重い。
穏やかな数年が過ぎ、サンの治世は安定し始めた。
しかし、まだまだ地方の役人たちの旧態依然とした不正はなくならなかった。
チャン・テウは第一線から退き、昔のように地方で民のために奔走していた。
しかし、かつてのような影響力のなくなりてこずっていた。
地方の悪徳役人や、サンが全国津々浦々の政情や実情を知るために送った
密使の暗行御史(アメンオサ)が、私利私欲をむさぼる不正を働いていたのだ。
そんな不届きな輩を一掃するために、サンが新たに暗行御史を送った。
宮中ではテス、ジャンボ、ソッキも各部署の長となり、
すべてはサンの理想の国造りに向かって進んでいたはずだったが…・・・
サンの体に異変が…? このまま最終回へ。
😇暗行御史(アメンオサ)は、李氏朝鮮時代(16世紀〜19世紀末)に、
王の秘密命令を受けて地方官吏の不正を調査・成敗した、
国王直属の秘密捜査官です。
平民の姿で隠密行動し、最終的に「馬牌(マペ)」という信標を出して
実力を証明する、韓国版「水戸黄門」とも言われる存在です。