【イ・サン64話】ホン・グギョン暴走…王妃暗殺まで企てた悪魔の権力欲
64話は、ついにホン・グギョンの暴走が頂点に達した衝撃回でした。
権力に取り憑かれた彼は、もはや誰の声にも耳を貸さず、
サンやヒョイ王妃にまで牙をむき始めます。
そして次回、ついに恐れていた“暗殺計画”へ――😭
💐 64話での 中心人物 ホングギョンの史実による人物像を書いておきます。
❤️ 実際の洪国栄(1748年 - 1781年)
正祖は即位した年に、ドラマでも登場する奎章閣(キュジャンガグ)を宮殿内に設置し、
国づくりに必要な人材を集めて革新的な政治をするための準備を始めた。
世孫時代から自分を支えてくれた洪国栄を、政治と全役人を統括する
最高官庁である承政院の副承旨に電撃起用し、その後承旨に昇格させた。
さらに、精鋭を引き抜いて宿衛所(スグィソ)を創設し、王宮の護衛を担当させ、
その隊長にも洪国栄を兼務させた。
政事から人事、兵権までのすべてが洪国栄の手を介さなければ何も決まらなかったのだ。
彼は正祖の即位を妨害したチョン・フギョムたちを失脚させ、
政権を独占する“勢道政治”を始めた。ところが、洪国栄という人物は、
儒教で一番大切とされている年長者を敬う心(長幼の序)が乏しく、
正祖以外にはすべて対等に話し、態度も尊大。行動も粗野で多くの醜聞がささやかれた。
さらに、王妃から子供が生まれないのを口実に、
自分の妹を嫁がせて、外戚としての力も持った。
ところで、洪国栄が勢道政治をひた走る時、肝心の正祖は何をしていたのか?
正祖は、今後の国づくりに必要な人材を集め、外戚や宦官などの謀反や横暴をなくす
革新的な政治をするための準備をしていたのだ。
こうした正祖の政治哲学が、後世の人に
「正祖が後10年長生きしていれば朝鮮時代は変わった」と言わせているのだろう。
ともあれ、正祖は、洪国栄のある程度の横暴は知りながらも彼に国事を任せていた。
しかし、元嬪が亡くなり、洪国栄にあまりにも権力が集中したため、
ついに彼に政治からの引退を勧めた。 しかし、一度握った権力はなかなか手放せないもの。
洪国栄は保身のために、王妃暗殺まで計画してしまう。
結局はこれが発覚してお家取り潰しの上、故郷へ追放された。
このとき、1780年、洪国栄の勢道政治は4年間と短いものだった。
😇ちなみに洪国栄と正祖の生母・恵慶宮洪氏とは、14代王宣祖とその継室仁穆王后の王女である
貞明公主(朝鮮語版)を祖とする遠縁にあたる。
・・・・・・#64 権力の光と影 ・・・・・・・・・
政務会議の席でチェ・ソクチュが亡き元嬪の養子、完豊君(ワンプングン)の世子冊立を進言し、
老論派の重臣たちが賛同する。 裏ではホン・グギョンが貞純大妃と手を組んでいたのだ。
思いもよらぬソクチュの提言にサンは驚き、元嬪の兄であるホン・グギョンが
関与しているのではないかと一抹の疑念を抱く。
そのころヒョイ王妃もまた、完豊君にお茶を振舞ったときに伯父のホン・グギョンから
王の世継ぎとしての教育を受けていると言っていたことを思い出し、不安を募らせていた。
しかし、今のグギョンに勢いを止められる者は誰一人としていなかった。
そんなグギョンの横暴振りを心配し、テスはひとり武芸の練習で気を紛らわせていた。
そこにサンが現れ久々に手合わせをする。
実はサンはテスが悩んでいることに気づいていたのだ。
グギョンは、当面の最大の敵であるチャン・テウを罠にかけて逮捕していたが、
これがサンの知るところとなり焦る。 何とかサンの信頼をもう一度得ようとしたグギョンは、
狙撃事件の犯人を捕まえることを思いつく。
テスたちはそんなグギョンに難色を示すが、
もはや誰にもグギョンの暴走を止めることはできなくなっていた。
結局はこれがきっかけでグギョンは、サンの怒りを買うことになり、
サンの最大の改革である「市場の自由化」の問題に関して、担当の職を解かれた。
しかし、グギョンは、このあと、ヒョイを相手に言い合いをし、
とうとう決して言ってはいけないサンを悲しませる言葉を吐いてしまう。😭
ホン・グギョンがヒョイ王妃に
「側室になっても、サンの母である惠慶宮から認められていないソンヨンが
王子を産んでも争いの火種をもたらすだけだ」と、ソンヨンを冒涜する暴言まで吐く!🤣
気丈にがんばるソンヨンが、テスやタルホおじさんと久々に再会したときに、
二人の改まった物言いに寂しさを感じる場面や、
図画署のチョビが、ソンヨンのお付の侍女になるなど・・・・ホッコリします🤗
🪷🪷🪷🪷 本日はここまでにいたします 🪷🪷🪷



